こんにちは。
ヘルパーステーション樹を運営している、株式会社M&A代表の種子田です。
今日は、私が会社を経営するようになって気付いたことについて、少しお話ししたいと思います。
私は今の会社を立ち上げるまで、もちろんですが、一度も経営なんてしたことがありませんでした。
ずっと「雇われる立場」として働いてきました。
当時の私は、社長という仕事に対してこんなイメージを持っていました。
「社長っていいな。」
「給料もたくさんもらえて、自分の好きな時間に出勤して、自由に仕事ができる。」
今思えば、本当に表面的な部分しか見えていなかったと思います。
もちろん、会社の規模や業種によって違いはあると思います。
でも、自分で会社を立ち上げ、経営者という立場になって、その考えは180度変わりました。
会社を経営するということは、決して楽なことではありません。
自由に決断できる場面は増えましたが、その自由には必ず責任が伴います。
利用者様がいてくださるから仕事がある。
スタッフが働いてくれるから会社が成り立つ。
そして、そのすべてに責任を持つのが経営者です。
会社の未来を考えること。
スタッフ一人ひとりの生活を守ること。
利用者様により良いサービスを提供し続けること。
その責任の重さは、経営者になって初めて知りました。
独立したばかりの頃は、本当に毎日が必死でした。
利用者様はほとんどいない。
売上もない。
それでも、事務所の家賃や人件費など、毎月必ず必要になる経費は発生します。
実は、最初の数か月は自分の給料を取ることすらできませんでした。
事業を続けるために、自分が貯めていたお金だけでは足りず、親にも助けてもらいました。
「あの時、本当にどうしよう。」
そんな不安を抱えながら過ごした日々を、今でも忘れることはありません。
でも、その経験があったからこそ、今の自分があります。
そして何より、私は本当に人に恵まれていました。
いつも隣で支えてくれた妻。
一緒に頑張ってくれたスタッフ。
会社を信じて利用してくださった利用者様。
日頃から連携してくださっているケアマネジャー様をはじめ、多くの関係者の皆様。
本当にたくさんの方々とのご縁に支えられて、ここまで歩んでくることができました。
経営者になって、もう一つ大きな気付きがありました。
それは、会社は売上だけでは成長しないということです。
もちろん、会社を運営する以上、売上や利益はとても大切です。
でも、それ以上に大切なのは「信用」だと私は思っています。
利用者様一人ひとりと誠実に向き合うこと。
スタッフを大切にすること。
関係者の皆様との信頼関係を築くこと。
その積み重ねが信用となり、信用が新しいご縁につながり、そのご縁が会社を成長させてくれる。
この3年間で、私はそれを何度も実感してきました。
だから私は、目先の利益だけを追いかけるような経営はしたくありません。
一つひとつのご縁を大切にしながら、誠実に仕事を積み重ねていく。
遠回りに見えるかもしれませんが、それが一番強い会社をつくる方法だと信じています。
会社を立ち上げて、もうすぐ3年。
まだまだ未熟ですし、学ぶことばかりです。
それでも、この3年間で一つだけ胸を張って言えることがあります。
経営者になって気付いたこと。
それは、「会社は一人では絶対につくれない」ということでした。
どれだけ良い理念があっても、一人では会社は成り立ちません。
支えてくれる家族がいて、一緒に頑張ってくれるスタッフがいて、会社を選んでくださる利用者様がいて、地域の皆様とのご縁があって、初めて会社は前へ進むことができます。
だから私は、これからも「人」を何より大切にする経営者でありたいと思っています。
そして、もう一つ大切にしている言葉があります。
「迷うなら、まず行動。」
もちろん、何も考えずに行動するという意味ではありません。
しっかり考え、覚悟を決めたら、一歩踏み出す勇気を持つ。
あの日、独立という一歩を踏み出したからこそ、今のヘルパーステーション樹があります。
これから先も、挑戦する気持ちと感謝の気持ちを忘れず、一歩ずつ成長を続けていきたいと思います。